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「新型コロナ・住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA」が企画する相談会とは? 2021年第5回レポート

2021年11月27日、大阪・西成区で第5回「相談会&食料・生活用品無料配布」が開催されました。この相談会は新型コロナウイルスの影響で生活に苦しむ人たちを支援したいと、西成区のNPOや事業者など23の団体が合同で企画したものです。なかなか足を運んだことがなければイメージができないと思いますので、今回の記事では相談会の詳報をお届けします。

開場前の10時すぎ、箱詰め作業などをしながら、段取りを確認されていました。

西成区民センター
西成区民センター
仕分け作業や段取り確認中のスタッフ

一方その頃、会場である西成区民センターの外ではすでに列ができていました。

西成区民センター
石原さん
10時からすでに長蛇の列が

最後尾で看板をもつボランティアスタッフの石原さんよれば、「福祉(生活保護)を受けているけれど大丈夫?」「ご飯はある?」といった質問が多かったそうです。

10時半の開場時間になると、少しずつ中に入ってもらう方法をとりました。

検温を経て、会場に入るとスタッフがアンケートをとります。

そのアンケート内容はこちらです。

60〜70代の男性が多く、チラシをもらって参加したといいます。

その後、列に並ぶとこちらの食料や生活用品が支給されます。

今回の中身はこちらです。

さらに相談がある方へはスタッフが少し状況を聞き取りをします。

外国語対応のできるスタッフもスタンバイしていました。

こちらの質問をします。

状況をお聞きした後、内容にあわせた専門の相談員とブースで相談できました。

会場では託児コーナーも設けられていました。お子様連れのご夫婦も一組来られていました。

今回の相談会では、

  • 食料を受け取られた方:167人
  • 生理用品・こども用おむつを受け取られた方:19人
  • 個別の相談を受けられた方:34人

が来場されました。

個別の相談では、生活が困窮している方、失業して家賃が支払えない方、仕事を探している方などがいらっしゃいました。

11月27日の相談会に参加できなかった…という方はぜひNPO法人釜ヶ崎支援機構のLINEまでご連絡ください。孤立する人が多いので、気軽に相談してきてほしいです。

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