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身分証明書がないと嘆くあなたに読んでほしい! 何かと便利なマイナンバーカードを手に入れる方法

笠井さん1

まず、何をするにしても顔写真つきの身分証明書が必要な時代です。身分証明書の中でもマイナンバーは受け取るためのハードルは最も低く、マイナンバーカードをもっていると、こんないいことがあります。

  • 公的な本人確認書類として使える!
  • スマホで面倒な行政手続きができる!
  • コンビニで住民票の写しを取得できる!
  • 将来的には健康保険証としても使える!(令和3年3月予定)

身分証明書を持っていないと仕事ができないため、この記事ではマイナンバーカードを手に入れる方法にしぼって解説します。

マイナンバーカードの取得手順

ーーー例えば路上を抜け出して、これから仕事していこうと思ったとき、何からはじめればいいですか?

ヨリドコ相談員・笠井さん
ヨリドコ相談員・笠井さん

ヨリドコ相談員・笠井(以下、笠井)「仕事するには身分証明書が必要です。運転免許証も更新していないと使えないので、一番手に入りやすいマイナンバーカードを取得する手順を紹介しますね。日本国内に住居をお持ちの方は1.を飛ばして読んでください。

1. 住民票を設定しよう!

笠井「まずは住民票の設定が大事です。まず役所の住民課でホームレス状態になる前に登録していた住所が有効かどうか確認します。有効でなければ家を借りて、そこに住所を置く必要があります。これは前回の記事で紹介しているので詳しくはこちらの記事「生活保護を受けるためにおさえておきたい大事なこと。」を読んでもらうとして、カンタンに言うとゼロゼロ物件を探して、生活保護を受けてもらう必要があります。」

ゼロゼロ物件

ーーーとにかく住所が必要なんですね。

そうですね。でも逆に言えば住所をゲットして住民票さえ手に入れば生活保護を受けやすくなります。

2. 交付申請書をゲットしよう!

笠井「住民票と生活保護を受けている証明書をもって、役所に行きます。交付申請書が手元にない場合、申請書IDやマイナンバーがわかる場合はオンライン申請ができますが、どちらも困難な場合は、市区町村の窓口で発行するマイナンバーカード交付申請書(オンライン申請・郵送申請が可能)をご利用ください。」

3.交付申請をしよう!

笠井「ケータイをもっている方は交付申請書のQRコードを読み取り、利用規約を確認、メールアドレスを登録、申請者専用ウェブサイトへ。スマホで撮影した顔写真を登録、生年月日を登録、電子証明書の発行希望ありなし、など登録して送信。完了すると待つだけ。

概ね一ヶ月で市区町村から交付通知書がご自宅に届きます。必要な持ち物をもって、期限までに本人が取りに行けばOKです。」

ーーーケータイをもっていない場合はどうすればいいのでしょうか?

笠井「市区町村の窓口で手続きができます。本人の来庁が必要です。ちなみにパソコンを利用できる場合は、こちらのページから手書き交付申請書様式をダウンロードし、郵送することも可能です。」

ーーー顔写真を貼るの面倒ですね…

笠井「確かに経験上、写真につまづく人が多い印象があります。ちなみに大阪市の場合は梅田、難波サービスカウンターでマイナンバーカードを申請すると顔写真無料撮影サービスが実施されています。スマホで撮影してコンビニで印刷すれば安く完成するのですが、年配の方にはその操作方法が難しいかもしれません。とにかく困ったらNPO法人釜ヶ崎支援機構のLINEまでご連絡ください。孤立する人が多いので、気軽に相談してきてほしいです。大阪以外の方はそれぞれにあった地域の連絡先を案内しますよ。」

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